2023.11.07第4次市総合計画策定審議会、初会合

総合計画審議会の委員16人に委嘱

 

2025年度を始期とする第4次市総合計画の策定に向けた審議会の初会合が先月23日、芦辺町の壱岐島開発総合センターで開かれ、次期計画の議論が始まった。本市の施策やまちづくりの指針となる最上位の計画に位置付けられる。今回、委嘱を受けた16人の委員は、市の将来的な方針を左右する重要な役割を担うため、責任は重い。

 

 委員は市内団体代表や学識経験者、市民公募ら16人で、白川博一市長から委嘱状を受け取った。任期は2025年3月末まで。会長には市商工会の吉田寛さんが就き、白川市長から第4次市総合計画の諮問を受け取った。

 会合では、第3次市総合計画の本年度までの評価や計画内容の確認と、同計画を基にした今後の取り組み方針が示された。

 今後、策定を進める第4次計画の方針として①新たな時代の流れや社会情勢の変化を的確に捉えた総合計画②職員による手作りの総合計画③市民や外部の声を反映した総合計画-の3項目が示された。

 具体的には、来年2月ごろを調査開始として、市民や中高生、市内事業者や市職員など多岐にわたりアンケートを実施。アンケートは、まちづくりに対する評価や意見、若者に希望が持てるまちづくりや将来の意向、雇用や事業継承問題など、市民の率直な意見を把握するための内容となる。その後は調査内容をもとに、交流人口や観光、未来の人口動態分析などを予測した内容を含め、計画案に盛り込んでいく見通しだ。

 審議会は来年度の市議会9月会議をめどに素案を完成させるため、計5回開会を予定している。

 

審議会委員名

・川﨑裕司(市農業協同組合代表理事組合長)

・大久保照享(市漁業協同組合長会会長)

・吉田寛(市商工会会長)

・下条正文(市観光連盟会長)

・長岡正典(市校長会会長)

・市山富子(市地域婦人会会長)

・末永榮幸(市社会福祉協議会会長)

・初川睦子(市民生委員児童委員協議会連合会女性代表)

・大久保典子(市男女共同参画推進懇話会会長)

・鬼塚裕司(壱岐圏域介護人材育成確保対策連絡協議会会長)

・品川洋毅(市身体障害者福祉協会会長)

・平山夏子(壱岐子ども劇場運営委員長)

・入江潤(一般社団法人サステイナブル教育開発機構educore代表)

・田口有香(市民公募)

・高瀬正俊(市民公募/新聞社社員)

・高田佳岳(市民公募/イルカパーク指定管理者)