2019.12.17黄葉のじゅうたんに染められた島の秋・天手長男神社(12月4日撮影)

 11月後半から季節はゆっくりと進み、少し遅めの紅葉シーズンがピークを迎えた。市内各所では黄色に色づくイチョウや、赤茶色の葉に染まるハゼなどが見られ、季節を楽しむ市民が訪れた。

 紅葉は10月末から11月下旬にかけての時期、気温が高いと早まり、気温が高いと遅くなるが、今年の秋は平均気温が例年よりも高いことから例年より遅めの紅葉となった。11月下旬からは朝晩の冷え込みが強くなってきたことから、一気に葉の色付きが進んだものと思われる。

 芦辺町の国分にある國片主神社周辺や、壱岐の一の宮で知られる天手長男神社は、晩秋の風物詩が見られるスポット。黄葉のじゅうたんが敷き詰められたような情景に、訪れた市民は「まるで絵画のようだ」と秋の彩りを楽しんだ。