2021.8.25議長は豊坂議員が続投

市議選後初の市議会本会議を開会、常任委員会委員決まる

 8月7日から任期が始まった新議員による初の市議会定例会が、12日に開かれた。8月会議の審議期間は1日間。今年の会期は12月28日までの139日間。新たな議会は、議長と副議長を16人の議員による選挙で選出した。議員ひとりずつ順に投票箱に名前を書いた用紙を入れ、議長選挙は豊坂敏文議員8票、中田恭一議員7票、山口欽秀議員1票で豊坂議員が議長に決まった。副議長選挙は土谷勇二議員8票、音嶋正吾議員7票、無効票1票で土谷議員が副議長に決まった。

 

 選挙前の市議会で2年間にわたり議長を務めた豊坂敏文議員が、新たな議会でも引き続き議長に就任。次点の中田議員との票は僅差だった。豊坂議長は「市民を代表する最高決定機関の議長に身を置くことで、気を引き締め肝に銘じていく。各議員が市民に向け訴えた公約などがスムーズに反映できるよう議会運営に努める」とあいさつした。土谷副議長は「議長の補佐としてがんばっていく。職責の重さを痛感し、気を引き締める」と述べた。

 総務文教厚生常任委員会は、市山繁議員が委員長、植村圭司議員が副委員長に就任。他委員会メンバーは、森俊介議員、山口欽秀議員、山川忠久議員、清水修議員、音嶋正吾議員、鵜瀬和博議員の定数8人に決まった。

 産業建設常任委員会は、赤木貴尚議員が委員長、中原正博議員が副委員長に就任。他委員会メンバーは、樋口伊久磨議員、武原由里子議員、土谷勇二議員、小金丸益明議員、中田恭一議員の定数7人で決まった。

 議会運営委員会の選任は、小金丸議員が委員長、鵜瀬議員が副委員長、市山議員、森議員、赤木議員、中原議員ら委員4人。議会広報特別委員会では山川議員が委員長、武原議員が副委員長、他6委員。国境離島活性化推進特別委員会は土谷議員が委員長、赤木議員が副委員長、他5委員が決まった。県後期高齢者医療広域連合議会議員に山口議員、県病院企業団議会議員に清水議員と市山議員が議長指名推薦により決定した。

 白川市長は「議長、副議長、委員会が決まり、新たな市議会が始まった。ともに市の発展のために尽力を賜るようお願いしたい」と激励した。