2019.7.23島の活性化、市民事業を採択
令和元年度市まちづくり市民力事業の採択を公表
市は、ホームページ上で「令和元年度市まちづくり市民力事業」の採択結果を公表した。同事業は市民自ら考え行う公益性を目的とした事業を支援し、市民と行政がともに協働のまちづくりを作り上げていくもの。採択を受けた事業には同事業補助金が交付される。官民協働による島の振興や、市民が立案した事業実現など、市民活動によるまちづくり活性化としての働きがある。
市まちづくり市民事業力事業の1次と2次募集の採択が公表された。1次には10事業、2次には3事業が採択を受け、各事業に応じた補助金を発表した。
1次採択の主な採択事業として、▼平成30年度から継続して進めている団体「たちまち」は、芦辺浦情報発信を行うためホームページの作成やSNSでの拡散、拠点整備を子ども達と一緒に行うワークショップ開催などの事業「子ども達の日常がつくる芦辺浦改修計画」で26万7000円の採択。▼今年度新規事業として「元気いっぱいの会」は、一人暮らしの高齢者を対象に、食事会やゲーム大会を実施し、ストレスの解消や認知症などの予防を図る事業「ふれあい♡ごはん」で11万円の採択。▼同じく今年度新規事業を行う団体「西北サンスマイル」は、植栽などの環境美化活動を通して、地域の交流を図り、景観の保全により地区外からの鑑賞者の増加を図る「環境美化事業」で8万8000円の採択など。
2次事業では今年度新規事業3団体が採択。▼「八幡浦浦会」は、かずら曳きの伝統行事の継承や参加者拡充で地元青年団員の負担軽減を図るなどの「八幡浦かずら曳き保存事業」として23万3000円の採択。▼「壱岐アイランドビーチフェスタ実行委員会」は、ビーチを通して壱岐の魅力発信や、オフシーズンにビーチスポーツ大会の実施、ビーチの清掃や映画鑑賞などを開催し交流人口拡大を図るとして、35万4000円の採択。▼「Kokoke Hula in 壱岐実行委員会」は、フラダンスイベントを島内外に発信、ごおんだ青空トラック市と同時開催し、壱岐のPRや交流人口拡大を図るとして、19万円を採択。
他団体も継続事業として採択され、市民力発動の場を託された。
同事業の3次募集は、9月上旬に募集開始を予定している。