2025.8.18初山小が子ども自転車県大会2連覇

個人戦も久保田選手、田口選手が入賞

 自転車の技能と知識を競う「第47回交通安全子ども自転車県大会」が1日、長崎市の県立総合体育館行われ、初山小が団体戦2連覇を果たした。個人戦では6年生の久保田真弘選手が1位、4年生の田口愛選手が3位を受賞。6日の全国大会を前に4日、壱岐署で報告会が行われ、選手らは大会の感想と次への抱負を述べた。

 交通安全意識の高揚を目的に毎年実施されている大会で、同小は1982年から毎年出場している。昨年も県大会を突破し、全国大会初出場で42チーム中23位の成績を治めた。

 約3か月かけて実技と学科の練習を行い、本番でも大きな声で元気よく実技に臨んだ。11校が臨んだ団体戦では、6年の山口熙一(きいち)主将と学科で満点を取った6年生の橋川來生(くう)選手が個人成績でトップに立ち、日樫孔海蘭(くうが)選手、田口翔大(しょうた)選手が好成績で続いた。チームでは2位の時津北Aに270点差をつけて優勝。個人戦でも、初出場の久保田選手、最年少の田口選手が好成績をとり、会場を盛り上げた。

 山口主将は「みんながいてくれたからこそ自信を持って臨み、優勝できた。全国大会も仲間を信じてみなさんの期待に応えられるようがんばります」と述べた。

 市交通安全協会の白川勇一会長は「全国大会でも上位をねらってがんばって。壱岐に明るく素晴らしいニュースを持ち帰ってほしい」と激励した。