2026.3.24ジェットフォイル1隻運航に
船員不足で6月まで減便体制
九州郵船は6日、博多―壱岐―対馬航路などの来月以降の配船計画を公表し、深刻な船員不足の影響で高速船ジェットフォイルを2隻体制から1隻体制に縮小すると発表した。来月1日から6月30日までの3か月間、臨時配船として運航する。
同社によると、例年は春から夏の繁忙期に合わせフェリーの臨時便運航やジェットフォイルの季節増便を実施してきた。しかし船員の人員不足や就労時間への配慮から、今年はこれらの対応を見送る予定だったという。
その後も船員不足がさらに深刻化し、配船計画の再検討を余儀なくされた。フェリーについては博多航路、唐津航路とも当初計画どおりの運航が可能な見通しだが、ジェットフォイルは従来の2隻体制を維持できず、1隻のみの運航とする判断に至った。
同社は船員確保に向け、新たに船員募集専門の公募サイト運営会社と契約し、今月から募集を開始する予定。船員不足が解消する時期は「現時点では見通しが立っていない」としている。
今回の措置について同社は「利用客には多大な不便と迷惑をかける」と謝罪し、理解を求めている。同航路は島の生活や観光を支える重要な交通手段だけに、今後の運航体制への影響が懸念される。
