2024.12.31コロナ、インフル感染拡大を懸念
県は19日、インフルエンザの流行注意報を発令した。9日から1週間の期間、県内70定点医療機関から報告された患者数は1定点当たり16・73人、本市を含めて注意報レベル基準値10・0人を上回った。新型コロナウイルス感染症の患者も同3・37人と増加傾向にある。県は「インフルエンザと新型コロナの同時流行の兆しがある」と警戒。人の往来が増える年末年始を見据え、場面に応じた感染対策徹底を呼びかけている。
本市は県内で最も感染拡大期にある傾向
9日から1週間の感染症発生動向調査速報を公表では、インフルエンザの報告数は県内の報告数は1171人、前週より556人多く定点当たりの報告数は16・73人だった。特に本市は、2日から1週間の動向調査速報で、定点当たりの報告数は24・33人ともっとも高かった。9日からの週は19・33人とわずかに下がってはいるが、予断は許さない。
新型コロナウイルス感染症の同報告数は236人で前週比71人増、定点当たりの報告数は3・37人で、6週連続で増加した。本市は県内でも特に多く、定点当たりの報告数は16・67人と県内で最多だった。インフルエンザと新型コロナの同時感染拡大が危惧される。
年代別でみると、県内のインフルエンザの場合10~14歳が257人でもっとも多く、8歳99人、99歳87人と続いた。新型コロナは80歳以上が41人ともっとも多く、70~79歳が32人、50~59歳が29人と続き、インフルエンザは児童の感染が多く、新型コロナは高齢者に多いことがわかった。