2019.12.30神々の舞、観衆を魅了 ~壱岐大大神楽~

 一年間で最大の神事「壱岐大大神楽」(神楽奉賛会主催、濱田光雄委員長)奉賛が20日、芦辺町の住吉神社で行われた。島の伝統芸能をひと目見ようと、市民のほか大阪や愛知などからも見学者が訪れた。

 拝殿に太鼓の音と軽やかな笛の音が鳴り響き「太鼓始(たいこはじめ)」から「八散供米(やちくま)」までの33演目を約7時間にわたり奉賛。アクロバットのように回転して舞う「神相撲(かみすもう)」には、観客席から拍手が湧き起こった。

 休息時間に、境内で福岡の神社ガールズバンド「福刻(ふっこく)パラノイア」のミニライブがあり、巫女姿でロックを披露した。

 大阪から来た70代の女性は「テレビで見た神楽を生で見る事が出来て感激」と笑顔で話した。