2024.4.12市長選、新人4人が立候補

16年ぶりの市長交代に向けて各候補者が全力で公約を訴え

 

 4期16年の白川博一市長の任期満了に伴う市長選で、告示の7日、立候補者が確定した。

 元市役所職員で無所属の篠原一生氏(46)、2016年の市長選に出馬し、今回2度目の挑戦となる無所属の坂本和久氏(59)、イキビズの元センター長で市長選出馬のために市議を辞職した無所属の森俊介氏(39)、元市役所職員で無所属の出口威智郎氏(48)の新人4人(届出順)。

 期日前は13日午前8時半~午後8時まで支所4か所で受け付け。投票は14日午前7時から午後6時(大島、長島、原島は同4時)まで市内30か所、午後7時から壱岐の島ホールで開票する。有権者数は6日現在で2万655人(男9822人、女1万833人)。

 7日、出陣式で篠原氏は「未来の本市のため、今すぐ課題に取り組まなければならない。政治が変われば壱岐は大きく変わる」と力を込めて訴えた。坂本氏は「前例主義を打ち破り、こだわりを持たず、みなさんの意見を聞いて大きく反映させる」と自信を見せた。森氏は「市長が変われば、あなたの暮らしが変わる。そのために最前線に立つ」と覚悟を語った。出口氏は「この島の活性化、にぎわいを取り戻すために残りの人生をかけて挑む」と意気込みを見せた。