2023.6.13勝本漁港でマグロが大漁

1日に最高37匹を記録

 

 「マグロの一本釣り」で有名な勝本港で先月26日ごろから、クロマグロの水揚げが続いている。1日には、同期間中最高数37匹(6月6日現在)のマグロが勝本町漁業協同組合(大久保照享代表理事組合長)に運び込まれ、4日には250㌔もの大物も上がった。

 青森県大間と並び「東の大間、西の壱岐」と呼ばれるほど全国的に有名な勝本港のマグロ漁だが、ここ数年は漁獲量が減少していた。現在は、久しぶりの豊漁に続けと漁船50隻ほどが連日出港し、対馬市との間にある漁場「七里が曽根」周辺で漁を行っている。マグロは約9割が東京都の豊洲市場など島外に出荷され、質が良ければ1㌔1万円越えするものも出ているという。

 5日の朝に126㌔のマグロを釣り上げた勝本町の大久保幸治さん(61)は「いつもは冬場しかマグロ漁をしていないし、不漁が続いたので釣ったのは何年かぶり。先週から4本目になる」とうれしそうな笑顔を見せた。

大久保さんがマグロの尻尾を切ると脂がしっかりとのった身がのぞき、質の良さを表していた。

 同港での豊漁がいつまで続くかは予測できないが、水産省によるクロマグロ採捕量制限にはまだ届いていないため、引き続き漁を行うという。一本釣りマグロのブランド力にさらなる向上が期待される。