2026.2.17新知事に平田氏、衆院選は加藤氏が当選

県知事、衆院選長崎2区の当選決まる

 

 これから4年間の県政の方向性を示す県知事選と衆院選の当選が8日、公表された。新たな県知事に選ばれたのは無所属新の平田研氏(58)、衆院選小選挙区で当選したのは加藤竜祥氏(45)、前職で中道の山田勝彦氏は比例復活できなかった。

 任期満了に伴う県知事選挙は、自民党の保守分裂のもと、無所属新人の平田氏と、無所属現の大石賢吾氏のし烈な戦いを見せた。無所属新の筒井涼介氏は思うように票を伸ばすことができなかった。得票数は平田氏28万7134、大石氏28万346とその差はわずか6788票だった。

 知事選は、出馬当初から波乱含みの展開だった。表面上、自民党県連は平田氏を支持することを表明したが、党本部は推薦を認めなかった。結果として県連の動向は真っ二つに割れ、平田氏と大石氏の両氏を自主判断で支持することになり、一枚岩となった戦いができなかった。

 本市では、山本啓介参議が大石氏支持を表明し、篠原一生市長は公式に支持を示さなかったものの出陣式に顔を見せるなど、大石氏を支持する考えが明白だった。今後、大石氏を支持した本市への政治的影響は避けられない課題となりそうだ。

 衆院選も与野党候補の拮抗で、予想がつきづらい選挙だった。選挙直前に立憲民主党と公明党の合併による中道改革連合が発足し、前立憲で現中道の山田勝彦氏は、自身の政策を訴えることに加え、支持者の理解を得るための労力を抱えた。

 自民党の加藤竜祥氏も、これまでの選挙では公明党の協力があったが、今回は公明党票を得る期待は難しく、先が読めない選挙活動で選挙区を回った。

 加藤氏は10日、本市を訪れた。支持者の前で「苦しい選挙だったが、みなさんの力添えでなんとか勝てた。感謝しかない」と話した。

 両氏とも、本市での街頭演説で、国境離島法の重要性や離島が抱える問題解決に向けた考えを訴えた。当選した加藤氏は、遊説で述べたように、全力で離島の問題に向き合ってもらいたい。

 

本市の開票結果

 

 本市の開票結果は、知事選では大石賢吾氏8748票、平田研氏3627票、筒井涼介氏505票と、大石氏が平田氏を5121票上回った。当日有権者数は1万9797人(男9456人、女1万341人)、投票者数は1万3027人(男6349人、女6678人)、有効投票数は1万2880人、無効投票数は147人。投票率は65・80㌫。

 衆院選小選挙区長崎2区は、加藤竜祥氏6812票、山田勝彦氏4943票、髙木聡子氏1057票と、加藤氏が山田氏を1869票上回った。当日有権者数は1万9885人(男9505人、女1万380人)、投票者数は1万3034人(男6355人、女6679人)、有効投票数は1万2812人、無効投票数は222人。投票率は65・55㌫。

 比例代表は、上位から自民党6563票、中道改革連合2565票、参政党937票、国民民主党774票、日本維新の会478票、チームみらい474票、れいわ新選組382票、日本共産党248票、社会民主党156票、日本保守党149票、減税日本・ゆうこく連合130票。