2026.2.23「さよなら私たちの幼稚園」勝本・箱崎幼稚園が閉園セレモニー
市は、公立保育所と幼稚園の再編を進め、最終的に4町ごとに1か所の認定こども園を整備する方針を掲げている。令和7年度末で閉園予定の勝本町の勝本幼稚園が14日、芦辺町の箱崎幼稚園が15日に、それぞれ閉園セレモニーを開いた。園児を中心に企画された催しには教職員や保護者、地域住民らが参加し、にぎやかな演出で園舎に別れを告げた。
4町の認定こども園設置に向け
将来的なこども園開設に向けた準備は本格化しており、4月からは勝本幼稚園と霞翠幼稚園が統合、芦辺町でも箱崎幼稚園と瀬戸幼稚園の統合が実施される予定だ。
市は昨年6月に開催した市子ども・子育て会議で、「将来的に4町に認定こども園を設置する」との方針を示した。その一環として、勝本幼稚園と箱崎幼稚園の閉園を進めてきた。認定こども園については、令和7年度から令和11年度までの5年間で、現在の1施設から2施設へ増やす目標を掲げている。昨年9月には、幼稚園統合に向け給食室設備を拡充する方針も決定した。
当時、市は「郷ノ浦町と芦辺町については、民間事業者の参入を考慮しつつ慎重に検討する必要がある。一方、勝本町は現時点で民間事業者の参入がなく、今後も見込みがない中で、公立主導での取り組みが重要と考えている」と説明。さらに、「新たな建物を建設するのではなく、現在活用している施設を利用した認定こども園化を検討している。今後は県との協議を進める」としている。
統合に向け、市は令和6年度から市内7園で保護者説明会を開催し、理解と協力を求めてきた。昨年8月と10月の説明会では、幼稚園の現状や、令和8年度から一部園を統合する方針について説明。市は「統合園では土曜日の預かり保育の実施や給食の提供など、保護者の意見や要望に可能な限り応える形で進める」としている。
篠原一生市長は昨年12月の行政報告で、「幼稚園統合に向けた準備として、土曜日の預かりなどの保護者支援や、統合後の行事のあり方などについて説明を行っている」と述べていた。
令和7年度の園児数は、勝本幼稚園が定員70人に対し14人(在園率20・0㌫)、霞翠幼稚園が定員70人に対し17人(同24・3㌫)、箱崎幼稚園が定員70人に対し7人(同10・0㌫)、瀬戸幼稚園が定員70人に対し9人(同12・9㌫)となっている。
