2020.6.23約206万円の損害賠償支払いを上程

市の責任は50㌫と説明

 

 11日から開会した市議会定例会6月会議で、市は2018(平成30)年5月10日に勝本町の湯本地区公民館敷地裏の積み石が倒壊し、当時小学2年生だった男児が下敷きになった事故に関して損害賠償の議案を提出した。

 損害賠償は、下敷きになった男児個人(勝本町)に対するもので、賠償額は206万5965円。事故から2年が経つこの時期の議案上程に市教育委員会の西原辰也次長は「子どものけがの完治にかかった時間」とし、賠償額の内訳は、入院通院費に約121万円、慰謝料に約85万円と説明した。また、市が加入している保険会社との協議を経て、市の責任は50㌫になることを示した。賠償金は全額保険会社からの支払いになるため、今回の一般会計補正予算への計上はない。