2023.3.07当初予算案241億円余、幼稚園無償化など

結婚・出産・子育て支援の充実盛り込む

 

 市は、市議会3月会議の令和5年度当初予算案で、一般会計の総額で241億9千万円を上程した。重点事業として、第3次市総合計画の基本目標のひとつに挙げられる「結婚・出産・子育て・教育の希望がかなうまちづくり」の実現のため、支援の充実を図る取り組みなどが盛り込まれている。

 関連する新規事業では、出産祝金として第2子に支給する現3万円を10万円、第3子以降への現10万円を20万円に増額。保育園に関しては、第2子以降の保育料を無償化、保育料副食費の現4500円を2千円にするなど子育て世帯への負担を軽減する。幼稚園に関しては、幼児1人につき、預かり保育料の月額現1万円を無料にするなど、無償化を図る。

 学校給食費では、小学校の保護者負担額現4900円を2千円、中学校では現6千円を2500円となるよう、一部助成を提案した。

 当初予算案は、2日に開会した市議会定例会に提案され、審議される。