2020.12.29【速報】新型コロナウイルス、フェリーちくし乗組員1人が陽性

 壱岐振興局は28日、壱岐保健所管内で新たに1人が8例目となる新型コロナウイルスに感染していることを確認した。

 感染者は九州郵船で勤務する福岡県在住の30代の男性。同社の発表では、同日午前8時50分発の厳原港発芦辺経由博多行き便のフェリーちくしで、船内乗組員食堂において意識を失い転倒。その後、芦辺港で救急搬送され検査を行ったところ、陽性が判明し壱岐病院に入院した。

 壱岐保健所の調べでは、この男性は27日に悪寒と咽頭痛があり、翌28日に38・6度の発熱があった。救急搬送先でLANP検査を行ったところ、陽性が判明した。発症前2日間も通常勤務だった。

 この男性が発症した日に、同船で勤務していた2人を濃厚接触者として下船させ自宅待機で経過観察とし、他に接触者6人を特定した。(29日時点の情報です)