2020.11.10「森の図書室」がオープン。約1万冊の本に囲まれて

 元Iki-Biz(イキビス)のセンター長で、前回の市長選を戦った森俊介さん(36)が進めていた、本を楽しめる空間で酒類も提供する「森の図書室」(郷ノ浦町東触二番地)が、先月31日にオープンした。

 ログハウス造りの店内は木の温もりと、マンガや小説、専門書など約1万冊の本に囲まれた、自分だけの時間を過ごせるゆったりとした空間を演出している。1階フロアは、テーブル席と屋外の開放的なテラス。2階は13室の個室があり、よりプライベート感覚で過ごせる。

 森さんが目指したコンセプトは「家でもない、職場でもない、自分だけの時間を過ごせる第3の場所」。新たなくつろぎの場の提供だ。「オープンはしたが、まだフロアは未完成。なんとか年末までには間に合わせたい」と意気込む。利用者からの意見や感想を参考に、着々と完成に向かっている。

 利用料金は3時間1200円、焼酎やハイボールの飲み放題付き2時間2200円、短時間の利用は1時間500円(各税別。延長の場合は別途追加料金)。島民カード、LINE登録で各100円引き。

 営業時間は平日午前11時から午後11時半まで。日祝は午前10時から午後0時まで。金土祝前日は午前10時から翌朝5時まで。